銀座熊本館で買った熊本名物　からし蓮根を食べてみた

会社の上司から以前、からし蓮根をつまみにビールを飲んでると聞いたことがありまして、それ以来ずっと一度どんな味なのか食べてみたかったのですが、その辺のスーパーでは見かけないというか売ってないのですよね。
ある時、ネットで銀座に熊本特産品を扱う銀座熊本館がありそこでからし蓮根を売っていると知り、今回銀座熊本館へ行ってきました。

土曜の12時前にお店に訪れたのですが、レジに5，6人買い物をした人が並んでおりなかなかの活況でした。店内は熊本特産の馬刺しやお酒などなど幅広く特産品が置いてありました。もちろん、事前に調べておいたからし蓮根も置いてありました。

からし蓮根を見て、蓮根の穴に入っているはからしだけなの？蓮根の周りを覆っている黄色いものは何？という疑問が湧いてきたのでウィキペディアで軽く調べてみました。

からし蓮根は熊本の一般家庭で正月などに昔から作られていた郷土料理です。

最初に蓮根をたわしでよく洗い、両端を切り落としておいたものを、沸騰したお湯の中に入れ15分ぐらい茹で、茹であがったら蓮根をざるに立て陰干しをし水気を取っておきます。

次に、蓮根の穴には、麦みそに辛子粉を混ぜたものを詰めているそうです。

その後、小麦粉・ターメリック・水を粘りが出るように混ぜ合わせて作った揚げ衣を、満遍なくつけて中温（180度）の油で揚げて完成だそうです。

なお、辛子の代わりに明太子を用いた「明太子蓮根」「辛子めんこん」なるバリエーションが福岡県で販売されているそうです。「明太子蓮根」、気になりますねぇ。福岡行った際はおみやげで買って帰って一度食べてみたいですね。

からし蓮根(税別890円)を購入してさっそく家で食べることに。

ん？このからし蓮根って東京で作ってるものなんですね・・・。てっきり熊本製造⇒東京輸送・販売かと思ってました。さあ、気を取り直してからし蓮根を包丁でカットし、お皿に乗っけます。

さあ、初めて食べるからし蓮根、頂きま～す！

蓮根のシャキシャキ感の中に、辛さ控えめの辛子が時々口の中でピリッと湧き上がってきますね。揚げ衣は、例えるなら薄い玉子焼きが多少堅くなったような感じですかね。

からし蓮根はビールに合いますね。シャキッとした蓮根の食感にビールののど越しが個人的に気に入りました。あと、思ったよりもお腹が満腹になるなと感じました。熊本に行った際は本場のからし蓮根を食べてみたいですね。