鉄道の最寄り駅が北府中駅でそこから徒歩で20分程度の場所に店を構えるのが【中華蕎麦 ひら井】さん。2021年5月にオープンしたお店で、早くも行列が絶えないラーメンの名店へと駆け上がったお店です。そして早くも食べログラーメン部門百名店に選出されておられます。
京王線府中駅から徒歩で約20分、美味しいラーメンが食べたいというはやる気持ちを抑え汗ばむ体を必死で動かし平日の開店前15分前に到着しました。しかし、目の前に広がる行列に心が折れそうになりましたが、読書する時間ができたと前向きな考えで無理やり心を支配させます。そして待つこと50分、入店が叶うのでした。下記にお店と食べたメニューを紹介します。
【中華蕎麦 ひら井】の店外での並び方
まずお店に到着するとお店に入って券売機で食券を購入してから店外の列に並びます。
直近の3名がお店の前で、4名以降は道路側に南へ向けて並んでいきます。
しばらくすれば店員さんがやってきて食券を受け取ってくれます。
【中華蕎麦 ひら井】のメニュー
お店に入ってすぐ左側に券売機があります。
つけ蕎麦と中華蕎麦が2大メニューで、それぞれチャーシューをつけたりサイズを大、特大にしたメニューもあります。
ごはん系はチャーシュー丼と白米がありました。
その他は味玉、ネギなどのトッピング系で、アルコール類はメニューにありませんでした。(蔓延防止の影響ですかね?)
なお、プラス100円で辛い中華蕎麦、つけ蕎麦に変更することができます。メニューでは選択できないので、食券を店員さんに渡す際100円を直接渡して辛さ変更を伝えます。あと、冬季限定で味噌の濃厚な味を堪能できる味噌つけ蕎麦がありました。
【中華蕎麦 ひら井】の麺の量
【中華蕎麦 ひら井】の麺の量は、つけ蕎麦が並・大・特大、中華蕎麦が並・大をメニューで選択でき下記の分量になります。
★つけ蕎麦★
並 250g / 大 375g / 特大 500g
★中華蕎麦★
並 140g / 大 210g
又、つけ蕎麦は並でも麺の量が多いためか、麺少な目(180g)や半分(125g)に変更できます。その際、トッピングが1品サービスされます。
【中華蕎麦 ひら井】の内観
店内はL字型のカウンター席とテーブル席が1つ店の奥にあります。
カウンターに座りましたが、綺麗な木目調のカウンターは見た目にも清潔感がありましたね。
卓上にはつけ麺を注文した際に使用するスープ割りが置かれていました。
なお、味玉、白米、チャーシュー丼はテーブルに着席した後現金での追加注文も可能とのことでした。
東京ラーメン・オブ・ザ・イヤー受賞
店内には東京ラーメン・オブ・ザ・イヤー受賞のポスターが張られていました。まあ、あちらこちらの雑誌やサイトで紹介される勢いのあるラーメン店ですしね。おめでとうございます!
《チャーシューつけ蕎麦 並》を注文
《チャーシューつけ蕎麦 並》は、つけ麺、つけ汁スープ、レモンと塩が別皿で提供されます。
大きなチャーシュー3枚の下には極太の麺がかなりのボリュームで丼に入っており、小食の私としてはサイズを並にしておいてよかったです。
丼提供時に店員さんから、まずは塩のみで麺を食べるよう勧められます。
塩のみで食べた麺は、モチモチした食感に小麦の香りと甘さが口の中に広がり絶品でした。
シンプルに美味しいので何ならスープ無しでも麺を平らげることすらできそうでしたね。
つけ汁はそのまま飲むと少々濃い味だなと感じましたが、麺をつけ汁につけることでちょうどよい味の濃さで動物系から抽出した濃厚な旨味が麺に絡まって美味しかったです。
そしてチャーシューは炭火焼された豚バラと肩ロース、低温調理された豚肩ロースの3枚が乗っています。
炭火で焼いた旨味と口の中でとろけるようにジューシーさで非常に完成度が高いなと思いました。
白米を頼んでチャーシューと一緒に食べるのも良いなと感じました。
あと、メンマですが全くしなッとしていなくてめちゃくちゃ新鮮だなと感じるくらい歯ごたえが良かったです。
最後に卓上のスープ割りを使ってスープをのみましたが、スープ割りに入っている生姜がつけ汁の濃さを和らげて優しい味に変わります。
さっぱりしていますが濃い旨味はしっかりと感じることができて、〆に最適なスープでした。
《中華蕎麦/並》を注文
中華蕎麦は、北海道産の小麦を使用したストレートな細麺です。歯で麺を切るとプチプチと心地よい食感でした。スープは動物系のみから抽出した濃厚スープで男性的な力強さのある重い旨味が口の中に広がってきます。
あえて例えるなら、家系ラーメンのスープの味に近い感じですかねぇ。これは最後まで飲み干さざるを得ないほど、スープの旨味を欲してしまいました。
《チャーシュー丼》を注文
チャーシュー丼が着丼すると同時に、まず匂いにやられます。炭火焼されたチャーシューの香ばしい匂いが漂い食欲がどんどんわいてきますね。ご飯の上に小さく切られたチャーシューと、その上にたっぷりと刻み海苔がかかっている状態で提供されます。
チャーシューが小ぶりに切られているので、中華蕎麦やつけ麺で提供されるチャーシューと比べてやや物足りないかと始めは思いましたが、小ぶりがゆえに炭火で焼かれた面積が大きく香ばしさがしっかりと小ぶりのチャーシューから出てくる感じで美味しかったですねぇ。チャーシュー丼を食べ進めてもご飯だけ余るということはない位のチャーシューの量が乗っていました。ご飯にかかっていた甘めのたれもチャーシューを引き立てていましたね。
【中華蕎麦 ひら井】への行き方・アクセス
【中華蕎麦 ひら井】への行き方は、京王線府中駅から早歩きで20分程度の場所にあります。
JR武蔵野線の北府中駅からでも徒歩だと20分程度かかるのではと思います。