テレビや雑誌にひっぱりだこの「しば田」さんの提供される（ほぼ）全メニューをご紹介します。加えて、しば田さん監修のカップラーメンやラーメンイベントに出店された際のラーメンもご紹介します。見ると絶対食べたくなると思います！しば田さんは、京王線仙川駅から歩いて15分程度の住宅街にひっそりとお店を構えておられ、多少不便な場所ではあります。まあ、少々歩いてお腹を空かすというプラス思考でお店を訪れましょう！そして、行列に並ぶことも覚悟して行きましょう。それだけ皆さんが認めた味が堪能できるというものです。特に休日の昼間は30分以上並ぶことも多いですよ。夏場は暑くて汗が止まらず大変ですね・・・。そんないろんな困難を乗り越えて最高峰のラーメンを味わいましょう。

開店すると順番に店の中に入っていき、食券機で食券を購入します。2019年7月下旬にお店を訪れると、つけそばがメニューになく、塩そばが新たにメニューにくわわっていました。

2020年7月中旬にお店を訪れた際のメニューがこちらです。

食券機の隣にはこんなポスターも。

お店では《おみやげ中華そば》を販売されておられます。しば田で製造された冷凍スープと麺の2食入りで1500円（2021年10月現在）です。おみやげのみ購入される場合は、店外の行列に並ばずに購入できますよ。並んでおられる方を素通りして店内に入り店員さんにおみやげ購入の旨伝える形ですね。

店はL字型カウンターで8人着席できるこじんまりとしたお店でした。

店の隅には、よく評判を耳にする「三河屋製麺」の木箱がありました。

カウンターに座った後は、店主柴田さん含め男性3人が作業されており、その様子もカウンターからよく見えます。

卓上にはいつからか柚子一味が置かれてあります。柚子の風味がフワッと鼻を抜けてよい意味での味変が楽しめますよ。

小田急百貨店で2019年10月30日～11月4日まで開催された2019ラーメン大賞フェスティバルにしば田が出店していました。

TRYラーメンフェス限定【背脂煮干しそば】は、煮干のだしと風味が鼻にガツンと漂って来るほどインパクトがありましたね。背脂の甘みは癖になりそうで、またいつか食べたいメニューでした。

塩そばは、鴨、地鶏のスープに魚介出汁を合わせた塩らーめんとのこと。薄黄色に澄んだスープは、サラッと口の中に入ってくるのですがその後口の中に広がる上品なコクと風味は素晴らしいと思いました。麺は柔らかめですが、スープとよく絡んで美味しかったです。チャーシュー、玉子も美味しかったですよ。

3年ぶりのしば田での中華そばを食べましたが、一口目のスープが強烈な旨味のインパクトが口の中にガツンと広がりますね。味が濃いというよりも旨味が濃くて濃縮された感じでしょうかね。いや～、それにしても一口目のスープの味は強烈なものでしたね～。

チャーシューは鶏と豚が3枚ずつ入っていて食べごたえありましたね～。鶏はパサパサしてなくて、スープの旨味が絡まって美味しかったですね。大盛りでなくとも結構なボリュームがありました。

着席してから10分程度で料理が到着しました。お店の張り紙にも書いてありましたが、スープは「鴨ガラ」と魚介素材を加えた芳醇なスープに、生醤油等を使用したタレを合わせた鴨と醤油の香りが高いラーメンです。

汁は醤油の濃い色の中に鴨の油が浮いた香りがよいです。見た目から味は濃いかなと思えるのですがそんなことはなく、醤油味をベースにし鴨の旨味が口の中にジュワーっと広がって最高ですね。

麺は極細ストレートで、細いんですが食べごたえがある麺です。

低温調理されたチャーシューはきれいなピンク色をしており、ジューシーという感じではなくあっさり感があり食べごたえがありました。

メンマはクセは無く歯ごたえが良かったです。

前回「煮干しそば」を食べてから数年経った2020年7月、再度前回強烈な印象（とくにスープの旨味）が記憶に残っている煮干しそばを再度食べてきました。「チャーシューワンタン　煮干しそば」を注文しましたが、煮干しそばで一番値段の高いラーメンを選択。煮干しそばのスープは、甘くなくて若干の苦みというか旨味が締まった何とも言えない大好きな味が健在だとわかりうれしかったです。豚チャーシューととりチャーシューが3枚ずつ、ワンタンも3個あって食べごたえ満点のラーメンでしたよ。やっぱり定期的に訪れてもがっかりすることはなく、むしろ美味しさが再確認できるラーメンだなと思いました。行列に並ぶのはキツいですが、それ以上に満足感が得られるラーメン屋さんだと改めて認識しました。

注文してから10分もかからない程度で煮干しそばが到着です。

細いストレート麺も汁としっかり絡んでおり申し分ございません。

チャーシューもラーメンを引き立てるグッドな味わいでした。