【手打ちそば　清水】調布駅から近い蕎麦の名店　調布

調布の深大寺の周りには蕎麦屋がたくさんあって名物となっていますが、深大寺まで行かなくとも調布駅前に美味しい蕎麦屋があるのです。その一つが清水さんで、日本の農家から蕎麦の実を店内で石臼挽き自家製粉・手打ちした十割そばで、一品料理で提供される食材も旬の新鮮な素材を取り入れているとのこと。とある日曜の昼開店時間の11:30にお店を訪れた際には、10分もせず満席となる混雑でした。

お店は2階建てで1階にカウンターとテーブル席、2階はテーブル席のみです。店内に入ると1階入り口右手にあるカウンターに案内されました。カウンターは3席ですが、席の間が非常に広く隣を気にすることなくゆったり座れますね。客さんが頻繁に入ってくるので背中の後方は多少騒がしいですが。。。席からは厨房の様子が多少見えますね。

2階には3部屋くらい繋がっている形になっておりテーブル席が置かれています。少々狭く感じますが古風な古民家のような感じで雰囲気は良いなと感じました。

清水のメニューはこちらになります。蕎麦以外にも一品料理、お酒の種類も非常に豊富でした。あと、コース料理も堪能できます。下記メニューは2020年12月のメニューになります。

蕎麦本来の味を堪能するにはせいろですかね。注文してから10分程度で提供されました。

十割そばの麺はざらつき感はあまり感じられず、そばすすった時の口の中に広がるそばの香りと喉ごしが良かったです。汁は濃すぎたり甘かったりはなく程よくダシの旨味を感じられました。

蕎麦湯は濃いめで、美味しく全部頂きました。

こちらは別の日に食べた「せいろそば」（大盛り）です。綺麗な器に瑞々しくのど越しのよい蕎麦でいくら食べても本と食べ飽きないですね。この日は店員さんに塩を持ってきてもらって、蕎麦を堪能しました。塩のみで食べる蕎麦は蕎麦の香りが引き立って大好きな食べ方です。もちろん辛めのつゆに付けて食べても美味しいので、2倍満足できた気分でした。

「天せいろ」は天ぷらと蕎麦の到着に多少のタイムラグがあります。（確か天ぷらが先だったかと思います。）天ぷらは、塩とつゆに付けて食べる2通りの方法で食すことができますが、個人的には塩で食べるのが美味しかったですね。さらに、蕎麦もまずは塩のみで食べると、非常に蕎麦の風味と甘みを感じることができるのでお勧めです。おそらく、天せいろ以外の蕎麦にはデフォルトで塩は提供されませんが、店員さんに「塩を下さい」と伝えると快く持ってきてくださいますよ。

各種天ぷらは、表面が白っぽくて硬いのかなと思いましたが、非常にサクッとした食感が良い天ぷらでしたね。てんぷらの中は熱くてホクホクで、衣も決して重くないのでいくらでも食べれそうな美味しい天ぷらでした。天ぷらを食べた後で食べる蕎麦も口直しにちょうど良かったですね。最後は蕎麦湯で〆ればもう大満足でした。

納豆そばは、納豆が別皿で提供されるという初めて食べる蕎麦でした。卵の黄身や山芋などが蕎麦の上に盛られた状態で提供され、それをつまんでつゆに付けて食べる方式のようですね。

納豆は、東京都府中市の登喜和食品の作るこだわりの詰まった納豆を使用しているとのこと。選りすぐった国産大豆を石うすで砕き、ひきわりでは国内唯一の経木で包み発行させた最高の原料と最高の技術が詰まった納豆とのことでした。納豆は専用の皿に入れてよくかき混ぜて蕎麦と一緒に食べました。

納豆は、東京都府中市の登喜和食品の作るこだわりの詰まった納豆を使用しているとのこと。選りすぐった国産大豆を石うすで砕き、ひきわりでは国内唯一の経木で包み発行させた最高の原料と最高の技術が詰まった納豆とのことでした。納豆は専用の皿に入れてよくかき混ぜて蕎麦と一緒に食べました。

「花巻そば」は、焼き海苔が蕎麦の上一面に敷かれた状態で提供されます。「花巻そば」が到着すると同時に焼き海苔の良い香りが漂ってきました。優しいつゆとの相性が良く、寒い時期に食べると体が温まってとても美味しかったです。

蕎麦焼酎は、そば湯で割っているので両方とも見た目お酒の色は同じですが、コップが微妙に違いますかね。焼酎のアルコールと蕎麦湯の濃厚さがマッチしていて体を温めてくれくれますね。

一品料理も蕎麦屋定番のものや季節限定のものまでそろっていますし、お酒の種類も豊富ですね。いわゆる「蕎麦前」を楽しめるお店だなと思います。以下に注文した料理を掲載しました。

「前菜盛り合わせ」は、色鮮やかな前菜が7種類盛られていました。野菜系を中心にさっぱりした味付けになっていて、お店に入ってお酒を飲みながら軽くつまめる料理として最適でした。「前菜盛り合わせ」とお酒だけでも十分満足というかメイン料理の蕎麦に移れる準備はできますね。

あん肝ポン酢は、濃厚なあん肝とポン酢の酸味が際立ってて美味しかったですね。日本酒をチビチビ飲みながら食べたい逸品でした。

ピリ辛こんにゃくは、一口サイズにカットされたこんにゃくで、お酒のあてにちょうど良かったです。又、醤油ベースの味が染み込んだ柔らかく旨味を感じるこんにゃくをピリっと辛さを感じるアクセントが効いており、食欲もわいてくるしで美味しかったですね。

やきしいたけは醤油をちょっと垂らして食べると椎茸の香りが口の中にブワッと広がって、椎茸好きにはたまらない一品かなと思います。シンプルな料理ですが椎茸の質がよいのでしょうね。

「水なす刺身」は冷えた茄子と醤油の組み合わせが何とも言えずさっぱりとしかもお酒に合う味わいでよかったですね。特に暑い季節に食べるとひんやりした茄子がより一層美味しく感じられると思います。

そばみそはねっとり、濃厚な味で焼酎をチビチビと飲めるつまみですね。表面には蕎麦の実がふりかかっており、カリッとした良い食感で良いアクセントになっていましたよ。

【清水】への行き方は、京王線調布駅から徒歩3分程度の場所にあります。

調布には他にも美味しい蕎麦屋がありますが、特におすすめなのは仙川にある【蕎麦　石はら/仙川店】が美味しかったですね。みずみずしい蕎麦と種類豊富な一品料理が豊富な蕎麦屋さんです。

又、新宿にある蕎麦屋では、斬新で独特な蕎麦の食感が味わえる【粗挽き蕎麦 トキ】、大都会の中で落ち着いた雰囲気で食べることができる【蕎麦 渡邊】さんもおすすめですよ。ちょっと高級な雰囲気の中で蕎麦を味わいたいなら【手打ちそば 大庵】がお勧めでワインを飲みながらの蕎麦が個人的に大好きです。