調布駅前の繁華街から少し外れた場所にたたずむ手打ちそば　原田ですが、お店の外観は高級感あふれる小料理屋のようで、お店に入るのにちょっと勇気が要りましたが、お店に入ると温かくお店の方が席に案内してくれました。

店内は綺麗で清潔感のある空間で、カウンター席が3席、あとはテーブル席があり20人程度座れます。

原田のメニューは以下のようになっています。蕎麦のメニューはうどんでも提供しています。飲み物はビール、日本酒、焼酎ですが種類は多くはないですね。あとデザートも用意されています。

原田では店内の石臼で丁寧に玄蕎麦を製粉・手打ちした二八蕎麦です。又、温かいかけ蕎麦の提供をしていないというこだわりようで、これは蕎麦本来の香り・喉ごしを感じてもらうためだそうです。以下に注文した一品料理を記載しました。

もりそばはシンプルにザルに入って提供されています。

厳選された昆布や出汁で仕上げられたつゆは蕎麦との相性も良かったです。つゆはどちらかというと品のある味わいですが控えめで蕎麦を引き立てているというか、蕎麦の香りやのどごしを十分味わえる組み合わせでした。

蕎麦湯は骨董品のような急須で登場です。重厚感がありましたね。最後に飲む蕎麦湯では体が温まっていいもんですね。

山里汁は山菜とキノコを中心に蕎麦に合わせて仕立てた温汁です。素朴な食材が優しい温汁と合わさり、冷たい蕎麦に付けて食べると温汁と蕎麦の旨味が混ざり合って美味しいですね。具もたくさん入っているので飽きの来ない一品でした。

お店のメニューや札にも書かれていますが、一品料理の種類も豊富です。豆腐やこんにゃくは店内で手作りしているそうですよ。飲み物は種類が少ないのですが、蕎麦焼酎の蕎麦湯割りが飲めるので個人的には文句なしです。以下に注文した飲み物、一品料理を記載しました。

しっかり蕎麦湯の入った焼酎は体が温まりますよね。これを飲みながら一品料理を食べている時は最高の気分でした。

ふぐの白子は、寒さが厳しさを増しやがて春に向かうまでの間、少しづつ変化する味覚を天ぷらで食すことができます。揚げたてなので、外はサクッとしていて中はホクホクでトロっとした濃厚なうまみを味わうことができます。

刺身こんにゃくは店内で手作りされており、醤油と酢味噌？の2種類を付けてたべれます。こんにゃくの食感が良くお酒にも合いますね。

そば豆腐は、豆乳に新そば粉を加え、店内で手作りされた一品です。新そばのふくよかな香りと、そば粉特有の「のめっこさ」を楽しめます。わさびとそば汁で食しますが、ツルっとした食感に濃厚な旨味を味わうことができます。

子持ちししゃも天ぷらは、油で揚げている音が聞こえてきましたし、揚げたてを食べれます。レモンをサッとかけて食べると中のししゃもがとろけるように柔らかくて美味しかったです。口の中に響くたまごの粒々食感も良かったです。

私がお店を訪れた時は50代以上の一人客が2名、ご夫婦2組とベビーカーに子供を連れて入店された方も居られました。店員さんも気を使った対応をされており、子連れでも入りやすいお店ですね。お店のホームページにも小さな子供連れでも気軽に入ってOKとのこと。ご主人と奥様の人柄もありアットホームな雰囲気だなと感じました。個人的に非常に居心地のよいお店だと思います。

京王線調布駅から徒歩10～15分程度の場所にお店はあります。お店の近くにパーキングもありますよ。

なお、同じ調布市には美味しい食べ物を食せるお店が点在していますよ。

調布駅のトリエにある北陸金沢の新鮮魚貝が食せる行列のできるすし屋さん【もりもり寿し】、つつじヶ丘にある安定感抜群のレギュラーメニューとバラエティに富んだ限定メニューを堪能できるラーメン屋【柴崎亭】、仙川にある通もうなる美味しさのラーメン屋【しば田】、調布パルコにある山形牛一頭買い焼肉がランチで美味しく食べられる【牛兵衛】などがおすすめです。